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追悼・六代目 尾上松助丈
「しょうかくさん」
平成2年に六代目尾上松助を襲名する前の名前は尾上松鶴.
従って,私が最初に認識したときは「松鶴丈」でした.
松助を襲名することになったときに,「まつすけなんておじいさんみたいな名前だなぁ」と思った記憶があります.
(まぁあまり聞きなれない名前に変わるときはいつもそう思うのですけど)

襲名の頃に何かの記事で読んだ「松助襲名のときに松也が初舞台を踏むことになって,決まったときに親子で手を取り合って涙して喜んだ」というのことが印象的でした.
襲名とご子息の初舞台を歌舞伎座で同時にできたことは,きっと神様からの素敵なプレゼントだったのかもしれません.

門閥外,二代目松緑丈の部屋子から歌舞伎俳優としてスタートした松助さん.
辰之助・松緑亡き後,名実ともに菊五郎劇団を支え,粋なお兄ちゃんから,ならず者,敵役,襲名披露では男之助に五郎蔵,近頃では「助六」の通人から「宗五郎」のおとっつぁんまで・・・守備範囲の広い松助さん.
飄々とした雰囲気を醸し出しながら,何気ない様子で存在感をしっかりと示す人.
チャリ場でもそのお芝居の世界観は乱さず,普通に存在することができる稀有な人.
ちょっとした捨て台詞がかっこよくて,敵役をやれば意外と押し出しも強くて,老け役の貴重な戦力でもあり,これからもっともっと活躍してくれると思っていたのに.

知人から訃報を聞いたのは歌舞伎座の,千秋楽の夜の部開演の直前.
『松浦の太鼓』では弟の桂三さんが舞台に立っていらっしゃいました.
胸の締め付けられる思いで帰宅したら,最新号の「演劇界」,いつもはすぐ開けないのに,なぜかその場で開封して何気なくパラパラとめくり,はじめに目に付いたのは,山川静夫氏の随筆.
その文章の始まりは,つい先月,演舞場で会ったという松助・松也親子のこと・・・

まだ20歳の松也丈.
本当の意味での親子の共演も,もっとこれからだったのに.
やはり早い,早すぎる・・・松也丈にとっても,菊五郎劇団にとっても,歌舞伎界にとっても,そしてわたしたち観客にとっても.

なぜそんなに生き急ぐ?
なぜ神様はコチラにとっても必要な方たちをそんなに早く召されるのだろう?
いつもついてまわる思い.

私が知っているのは「しょうかくさん」の後半と,松助さんになってから.
どんな舞台にも,空気のように‘いるのが当たり前’だった人.
次の劇団の世話物の公演のとき,何かが足りないと,そして松助丈の不在を改めて実感するのかもしれません.

心よりご冥福をお祈りいたします.
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参加してます、クリックしてね♪ 応援! ブログ村ランキング | 03 歌舞伎俳優 | comments(0) | trackbacks(2)
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<訃報>尾上松助さん(59歳) 敵役から老け役、三枚目まで、よく通る声と的確な演技で脇役の要として活躍した 歌舞伎俳優、六代目尾上松助(おのえ・まつすけ)さんが26日、がん
たらら〜んとしたブログ (^ー゚)ノ 2005/12/29 2:12 PM | TOPへ
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