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鑑賞教室にモノ申す!?
毎年,鑑賞教室の時期になり,演目が発表され,実際に観にいっては思うことがあります.

今回の「国姓爺合戦」は獅子ヶ城楼門の場から.その前の虎の部分は解説の中でダイジェストで行っています.
これは製作側の問題だと思うのですが,鑑賞教室に「国姓爺」は長すぎる…

‘歌舞伎好きなちょっと変わった高校生’だった経験を持つワタクシから言わせると,学校から鑑賞教室にみんなで行っていたときの観察結果としては,義太夫物=難しい・長い・ダレる,となってしまいがちで,歌舞伎って難しくてつまらないのね,という印象を与えてしまうのですよね.
必ずしも全ての義太夫物がそうではないのですが,「国姓爺」の長さは,やはりちょっと退屈してしまうと思うのです.
楼門をやらないと意味が伝わらないというのは勿論ありますが,虎の立ち回りの派手さで心を掴んで後へつなげていくというのも一つのやり方だと思います.
やっぱり,見た目が派手なほうが面白く感じますしね.立ち回りを入れて,上手く楼門を短くするという選択肢もあったのかもしれないと思いました.

鑑賞教室が初めての歌舞伎,という人が多い中で,いかに面白いものか,わかりやすいものかというのを伝えていかないと,敬遠してしまう原因にもなってしまうので,最初のとっかかりは大切だと思うのです.
長すぎてもいけないし,多少の派手さもないといけないし,結構責任重大だと思うのですが…実際の演目立てを観ていると,どうしてこんなものを…と思うことも多々あります.

では何がいいのかと聞かれたら,そこがとても難しいところで…先日,知人とも話していたのですが,やはり世話物がいいのではないかしらと思いますね.宗五郎とか,河内山とか,五人男とか…
あらすじのわかりやすさ,面白さ…時代劇的なところもあって,多少の派手さもあるものがとっつきやすいのではないかと思ったりします.
実際に,高校生のときにたまたま「白波五人男」がかかったのですが,周囲は「今年のはちょっと面白かった」と話していた記憶がありますし.

役者さんも,今回は台詞が聞き取りやすいように話していたりなど,色々工夫をされているのかしら,と感じるところが幾つもあったので,これで演目自体の面白さがついてきたら更に魅力が上がると思うのですよね.
出演者の人数や時間の制限もあるとは思うのですけれど,松竹も協力して,世代の近い役者さんを出演させるなど,製作側も色々な工夫をしてもらえればと思います.

恐らく,製作サイドが考えているより,この鑑賞教室という公演の責任は重大なのだと思うのです.






と,つらつらと書いてみましたが,次回cross talkのお題が「鑑賞教室」に決定しました.
意見が変わっているかもしれませんけれど…?乞うご期待.
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Comment
agma :
2006/06/18 12:24 PM
迷っていることがあります。
甥と姪に歌舞伎を好きになってほしいのですが(小学生)いつ頃、何を最初に見せたらいいでしょうね〜?

今年の納涼の第一部でも見せてみようかと思っているのですが
(理由:短い・カブいて踊れの染五郎丈が出る・安い!) 
夏休みの体験としても本当に良いと思うのですが、小学生には早いですかね。特に低学年(NAOさんは別格として)
ここで拒絶反応を引き起こされてしまうと 取り返しがつきません。(涙)

いつか一緒に観劇できたら嬉しいのですが…

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マチネ :
2006/06/18 12:27 PM
他の所のニックネームと間違えました。マチネですーー。

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NAO
2006/06/18 1:08 PM
■マチネさま

来月は国立劇場で「親と子の鑑賞教室」をやるみたいですけれど,これはちょっと行ったことがないので,どんな感じがわかりません.
昔は小学生対象の早朝歌舞伎を歌舞伎座でやっていたみたいですけれど,近頃はないのでしょうかねぇ・・・

普通の公演でみせるなら,近いうちだとやはり納涼がいいとおもいますよ,短いし・・・
「吉原狐」がどんなおしばいかまだちょっとわからないのですが,様子が見えたら一部か二部がいいと思います.
踊り沢山あるし,初舞台の小吉くんがでるので,子供が出ていると何となく親しみがもてますしね(経験談)


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マチネ :
2006/06/18 1:45 PM
NAOさま
早速のお返事有難うございました。
一度は断られたのですがまた様子を見て誘ってみます。
色々な経験させておけば 大人(十代後半〜)になってから必ず役に立つと思っています。
ただちょっと早いのかしら…難しいところです。

それと名前間違えてしまい失礼致しました。
着物好きのブログでのニックネームなんです。
(着物好きから歌舞伎に入り込んだ私です)
そちらでも「和」の繋がりで歌舞伎の話もでるんですよ〜。
以後気をつけます。

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NAO :
2006/06/18 8:29 PM
マチネさま

そうですねぇ,「歌舞伎ファン」にならなかったとしても,見たことがあるというのはやはりいつか役に立つことだと思うので,色々な経験が出来たほうがいいですよね.
そのチャンスがいつくるか,というのは難しいところですけれど・・・
「遅かった」より「早すぎた」のほうがいいのでしょうか.うーん・・・

ところで,お名前の件は気にしないでくださいネ.
もしかしたら「はじめまして」なんてゴアイサツしてしまうかもしれませんけど(^^ゞ
キモノお好きなんですね〜私の友人もキモノブログやっている人,いますよ.
(彼女たち業界?では有名らしいからご存知かも・・・)
「和」のこと,って一つに興味を持ってしまうと,芋づる式にあれもこれも・・・ってなって手一杯になってしまうところが悩みですよねぇ!

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マチネ :
2006/06/18 9:27 PM
AGMAってアメリカ歯車企画だったり スウェーデンの会社名だったり…ちょっと自分で検索なんてしてみました〜(笑)
着物ブログの方とのネットでのお付き合いは最近でして 私と同世代の働く主婦が多いのです。 
NAOさんのお友達(LINK?)覗いてみますね。
歌舞伎座では夏以外はガンバって着物ですよー。

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NAO :
2006/06/19 9:41 AM
マチネさま>

>>AGMAってアメリカ歯車企画だったり

歯車,っていうところがゴツイですよね(笑)
いつもコメントくださるご様子から推察(妄想?)するマチネ様とは結びつかない〜〜(>_<)

私のお友達たちの着物サイト・ブログはイマドキの着物なので,ちょっと系統が違うかしら・・・
私自身も着るのですが,今年はサボり気味で,気がついたら夏になってしまいました(ー_ー)!!

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harumichin
2006/06/19 9:02 PM
こんばんは。ご無沙汰しています。
今月の歌舞伎鑑賞教室には・・私もとことん疑問です。
なんでこれを選んだんだろう?って。
無料でもらったパンフ(プログラム?)をみても魅力をかいているし・・
アドバンスコースなら・わからなくもないけど・・と
せっかくの亀三郎の解説もなんだか中途半端だし・・。
役者さんたちの苦労も報われていないような・・。

7月の作品も・・どうかなあ?と。
以前小学生が、奴道成寺をみて身を乗り出してみていたのですが、
素襖落や、身替座禅のような狂言でもいいのでは?と思うのですけどねえ。





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coco
2006/06/19 9:15 PM
こちらにもお邪魔します。
鑑賞教室、国立劇場として大変意義がある「行事」だと思うんですが、NAOさんと同様、アプローチや演目、とっても重要と思います。私は、歌舞伎に興味があって高校の行事に参加したのですが、初めて見た(見せられた)のが仮名手本の五段目六段目でした。。。舞台が暗いよー地味だよー話がわかんないよーと、つらくなってしまったり。妹背山で、なんで蘇我入鹿といっているのに江戸時代の格好してるんだよーとか。約束事とか、その前のストーリーがわかっていないとつらい演目は初心者向きじゃないと思っております。

というところから考えると、去年の毛抜とか、今年関西でやってる鳴神はなかなかナイスなチョイスかと・・・ すみません、長くなっちゃいましたーー 
cross talk楽しみにしてます♪

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NAO :
2006/06/19 10:33 PM
■harumichinさま

コメントありがとうございます.
今回は通常公演を見ていないので,パンフレットの中身がよくわからないのですが,全体的に地味ですよね・・・
お役所仕事だからでしょうか?
それでも,企画などは以前よりずっとよくなっているとは思うのですけれども,通常公演とはわけが違いますからねぇ.

やっぱり,見た目に派手なのほうが,ひきつけられるし印象にも残りますものね!
なんとか改良して欲しいと願うばかりです.

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NAO :
2006/06/19 10:43 PM
■cocoさま

究極なことを言ってしまうと「興味のない人に何を見せてもつまらない」んだと思うのですけれどね・・・とはいいながら,「こんなのもあったんだ!」という反応が一握りでもあれば,それでOKだと思うのですよ.
ただ,その一握りの反応が期待できないようなものだと・・・ってところなのかな,と思います.

「鳴神」はわりとよくやるような印象がありますね(一昨年,橋之助さんと扇雀さんでやってましたね).忠臣蔵五六段目,石切梶原・・・人数が少なくても成立するもの,ということでしょうか(苦笑)

asariさんがどう出てくるかわからないのですけれど(笑)面白がっていただけたら嬉しいです.

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喜の字 :
2006/06/20 12:52 PM
5年くらい前に菊五郎さんが菊之助さんなどと一緒に夏休みの「親子歌舞伎教室」に出られたのご覧になった方あるでしょうか?「文七元結」と「近江のお兼」でしたが、これは大成功でしたよ!連れて行った子供達やその友達は大いにおもしろがって歌舞伎が気に入ってくれました。ところが、その次の年は、何だったか忘れたのですがただでさえ「あれは退屈じゃないか?」という演目を上方風にとかでもっと長々とやったのです。私も寝てしまいましたが、子供達はもう二度と歌舞伎は見ないと宣言。いくら誘っても「もう結構」状態でした。やっと一人を「玉三郎さんきれいだから」とやっと連れて行きましたが、きれいなのはわかったようですがさほどの感激はなかった模様。ところがもう一人は学校から「スーパー歌舞伎」を見に行っておもしろさに感激して帰ってきましたよ。

皆さんがおっしゃるように演目の選択はとてもとても大事だと思います。世話物とかおもしろい踊りなどがいいのではないでしょうか。立ち回りなどあったらもっといいですよね。

今月もこれから見に行きます。実は子供も学校から行くのですが、どんな感想を持ってくれるでしょうか。とても心配になってきました。

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マチネ :
2006/06/20 9:48 PM
初めてみるなら せっかくなのでこれぞ歌舞伎だ!というものを見せたいと思っています。出来れば派手なのを。
先月の寿式三番叟観て 子供はこういうのにこそ感動するんではないかと。
歌舞伎の「見方」よりも 個々の感受性に訴えかける(無条件に美しい、又は意味なく面白い等)ほうが 入り口としては 良いような気がします。
それならば 鑑賞教室でなくても良い様な気がしています…

実は今日「ピーターパンがいい」ってメールあり、、トホホです。

NAOさん、すみませんが場所お借りしますね。
初めまして 喜の字さま。 とても参考になりました。
有難うございました!

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NAO :
2006/06/20 10:28 PM
■喜の字さま

落語モノはわかりやすくていいですよね.「らくだ」とか・・・
「近江のお兼」も馬が出てきたり晒しふったり派手ですし.
「スーパー歌舞伎」は導入にはいいかもしれませんね.でも,普通の歌舞伎を観たら「これちがう」って思ってしまうかも・・・

いずれにせよどんなきっかけでも,面白いと思ってもらえるのが一番なのですよねー.なかなか難しいことだと思いますが.
受け止め方もそれぞれですから,やっぱり出会いと相性なのかしら,とも思います.
「二度と観ない」と宣言していても,連行され続けた結果,こういう娘に育ってしまった例もありますしね(笑)
お子さん方が楽しんでいただけるといいのですが・・・

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NAO :
2006/06/20 10:37 PM
■マチネさま

どーぞどーぞ,ここでよければじゃんじゃん使ってください(笑)
お役に立てればうれしいですよ!

「ピーターパンがいい」ですか・・・たしかにねぇ.その気持ち,思い返せばとってもよくわかりますわ.

年齢にもよるかと思いますが,少しいろんなことがわかる年代だったら鑑賞教室がいいかもしれませんし,こまかいことはちょっと,という感じだったら,仰るとおり無条件に見た目や感性重視がいいかもしれません.
お話がお笑い系でわかりやすいのとか,もしくはババンと派手なの.

友人のお嬢さんが歌舞伎好きなのですが,やっぱり姫とか花魁がいいみたいです.
私も子供のころ,姫と花魁とか町娘が好きだったので,女の子だったら派手なお姫様が出てくるのとか,お染の七役や道成寺みたいに衣裳がとっかえひっかえ,というのもいいかもしれませんねぇ.

と,色々思い出してみました.
今は感性よりも,先に頭で色々考えてしまうので,ちょっといけないなぁと思ってしまうのですが,忘れていた何かを思い出させていただきました.
ありがとうございます.

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喜の字 :
2006/06/21 12:36 AM
NAOさま、

先ほどはご挨拶もせず失礼いたしました。よく覗かせていただいていたのですが、コメントするのは初めてだったかも、と思っています。

私は初めて歌舞伎を見たのがいつだったのかよく思い出せないのですが、たぶん中一の頃だったような気がします。友人のお母様に連れて行っていただいたのですが、いっぺんで夢中になってしまいました。何故なんでしょうね。国立劇場の通しで「妹背山」だったように思うので退屈する場面もあったはずなのに、NAOさんと同様、お姫様のきれいさに心を奪われてしまいました。「吉野川」の場面も「川が広くてすごい」と思った記憶があります。子供の首をとる場面などは覚えていなくて、川をドンブラコと何かが渡るのがおもしろくて。ですからその頃は時代物のほうが好きでした。(今は菊五郎劇団の世話物が大好きですが・・・。)

何が琴線に触れるかはわからない。やっぱり「出会いと相性」だと私も思いますが、すごくきれいなもの、すごくおもしろいもの、がいいのではないかと、あったりまえな結論で申し訳ありません!

マチネ様、

そんなわけで、甥御さんと姪御さんにお見せになるのに早すぎることはないと思いますし、納涼歌舞伎はとても良いと思いますが、新作の踊りなどもあるようですし、「八犬伝」もどのようになるのかなあとも思いますから、下見なさってからのほうがいいかもしれないなあ・・・なんて思います。


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NAO :
2006/06/21 4:26 PM
■喜の字さま

こちらこそ,ゴアイサツもせずに失礼いたしました.
見ていて下さる方にコメントいただけるのは嬉しいです.ありがとうございます.

初歌舞伎がいつ何だったか思い出せない・・・仲間だわ!それだけで親近感(笑)
「吉野川」でどんぶらこと川を渡るのはお雛様ですね.殺された雛鳥の嫁入り道具の.
私はお姫様が好きだった割りにお話は世話物が好きで,時代物がおもしろいと思うようになったのは,だいぶたってからなんですよ.ビジュアル系重視だったわりに,今となってはなぜかよくわからないのですが.

そのときに「面白い」と思うものなんて,なんだかわからないですよね.
「出会いと相性」とはいえ,その出会いのチャンスが「面白くて綺麗であれば可能性が高い」ということでしょうか?

色々ご意見参考になりました,ありがとうございます.
またツッコミや感想いただけたら嬉しいです.

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