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好きな顔@十八代目中村勘三郎編
歌舞伎を見ているときにいろいろな楽しいことがあるのだけれど,
その中の一つに「好きな顔(=表情)を見る」ということがあります.
(・・・ワタクシだけかしら?)

歌舞伎には「俳優の個性をみせる」という特徴があります.
それはAさんもBさんもCという役をてがける,ということが恒常的に行われているために,同じCという役でもAさんとBさんでは違う,ということが比較論のみではなく普通にまかり通る少し珍しい演劇形態かもしれません.
それが比較論になりにくい理由としては,東宝ミュージカルや劇団四季では,ロングランのあいだに俳優が公演ごとに変わるということはありますが,歌舞伎の場合は常に併演ではなく,一ヶ月間固定配役が大半だからかと思っています.

というわけで,色々‘好きな顔'というのがあるのですけれど.
私の中でダントツのブームは「勘三郎のたくらみ顔」
小悪党が何か企んでいるときの顔なんですけれど,勘三郎がやるとなんとも言えな
い,ハラにイチモツある表情なのですよね.
いわゆる‘色悪'とは異なるのですけれど,悪の魅力,悪の色気みたいなものが見え
隠れするのです.
だから,白塗りの色悪よりも,小悪党がいい.
「野田版・鼠小僧」だってあのお笑いの部分がクローズアップされがちだけれ
ど,幕開きの劇中劇の鼠小僧のかっこいいことこの上ない.

しかしその上を行く顔が!
以前見たときも素敵だなぁ〜と思っていたのですが,今まで以上に素敵で,こんな顔する悪党なら,かどあかされても押入れに入れられても泣き叫ばないわ!と思った(苦笑)のが,襲名披露の「髪結新三」.
白子屋店先の場で,忠七とお熊のやりとりを伺って一計たくらんでいる顔もとっても素敵なのですが,それ以上だと思ったのが,手篭めにしてきたお熊を家に帰す段階になって,柱にもたれて懐から手を出して,そのお熊をじーっとみている場面.ここのまぁ色っぽいこと.
もう,単刀直入にいやらしい感じなのですが(笑),それがまた新三らしくていい!みたいな感じ.
(きっと,新三ってこんないい男じゃない気もするんですけどね)

『中村勘三郎楽屋ばなし』(関容子著.先代勘三郎の聞き書き)によると,あの場面は「やっぱりいい女だなー,帰すのは惜しいなぁと思いながら見ている」とのことなのですが,この手のダイレクトな色気をここまではっきり出せる人は,ちょっと他にはいないのではないかなぁと思ってしまいました.


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参加してます、クリックしてね♪ 応援! ブログ村ランキング | 04 ミーハー歌舞伎 | comments(2) | trackbacks(0)
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Comment
てぬぐい…
2005/05/29 12:09 AM
<お熊をじーっ>
私もぞくりときてしまいました。
さらに、そのとき裾からちょっと見える足。
半歩ずらしてピシっと決まっている素足にも、なまめかしさを感じました。

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NAO
2005/05/29 9:06 PM
てぬぐい…さま>

>>半歩ずらしてピシっと決まっている素足にも、なまめかしさを感じました

ね!ね!!
も〜その姿,何回鏡を見てあみ出したの!?とか思ってしまいましたよ(笑)かっこよすぎて!
本当に,あの眼がすきなんですよねー

とかいって,この興奮っぷりって,
なんだかミーハー勘三郎オタクみたいですね(爆)
失礼いたしました・・・

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