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「OUT」@2002.02PARCO劇場
世の中で物騒な事件が次々と起こっています。
何か日本の中で失ってしまったもの、壊れつつあるものがあるのでしょうか。
先日も知人たちとの食事のときに、そんな話が出ました。
夢を持つ人が集まったらそれが大きな力となって現実へと変えられるように、一人一人がそんなことを考えていたら、小さな力でもいずれ何かが変わってくるかもしれないわね、なんて皆さんの夢や願いを聞きながら、そんなことを思っていました。


なぜ突然そんなことから書き始めたかというと、東京で起きた、主婦が夫を殺害して、バラバラにしてしまった事件。
当事者にしか何が起こったかはわからないので、その事件についてあれこれ推察して書くつもりもありません。
ただ、ニュースで犯人が妻だと聞いたときに、真っ先に思い出したのが「OUT」。
初演は2000年で、主演の久世さんが第8回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞されています。
私がみたのは再演。
「OUT」 2002年 2月13日〜24日 東京:パルコ劇場
2月27日 愛知:名古屋市芸術創造センター
3月1日 広島:アステールプラザ中ホール
3月6日 福岡:ももちパレス
3月8日〜11日 大阪:近鉄小劇場
 原作=桐野夏生(講談社刊)/脚本=飯島早苗/演出=鈴木裕美
 出演= 久世星佳・竹内都子・松本紀保・歌川椎子・千葉哲也・
     大石継太・増沢望・樋渡真司



桐野夏生さんの小説で、まず舞台化され、そして映画にもなりました。
舞台を観て、あまりの怖さに小説は読めなかったし、映画もみていません。
OUT 上  講談社文庫 き 32-3
OUT 上 講談社文庫 き 32-3
桐野 夏生
OUT 下  講談社文庫 き 32-4
OUT 下 講談社文庫 き 32-4
桐野 夏生
OUT
OUT

そのときの感想を取っていなかったので、記憶の中でのざっくりとしたものになってしまいますが…
そんなあいまいなものですし、作品が作品なのでちょっとグロテスクな表現になってしまうかもしれないので、以下はたたんでおきます。





早速ですが、印象に残っているシーンは二つあって…まずなんといっても、お風呂場で死体を切り刻む場面。
バスタブがでてきて、スーパーのレジ袋みたいな袋を手袋代わりにして、バスタブに手を突っ込んで音とビニール袋のガサガサいう音と台詞で切り刻んでいるのを表現するのですよ(あ〜書いていても耳の後ろがゾクゾクする!)
見えないからこそ、見せないからこそ音のみで想像させる怖さといったら!!

その後、そのバラバラにしたことをめぐって、いろんな事件が起きます。
後日談一つ一つも怖いのですけれど…松本紀保さんがやっていた主婦が、過去も自分のやったこともリセットして新しい人生を歩んでいる姿がなぜか鮮明に残っています。
全く新しい人として…今回の主婦も、そんな気持ちだったのかしら。

「OUT」はラストのシーンも鮮烈でした。
あそこまでのエネルギー。自分の魂が舞台に吸い込まれていくような、怖いのだけれど何か引き込まれてしまったような感覚がありました。
退団後、あまり観にいっていなかったのですが、久世星佳ってやはりすごいな、とパワーを感じた舞台でもありましたね。
千葉哲也さんがまた怖いのなんの…すっかり「OUTの怖い人」という印象を持ってしまったぐらい。
題材が重いから、とかではなく、出演者に吸い込まれるようで、観るのにものすごくパワーを使った舞台でした。
ラストもすごかったけれど、やはりねぇ、と思って久世さんの日記を見てみたら、書かれていましたねぇ、「OUT」のことが。→ ☆コチラ☆

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